それ、用法に注意です⚠️春分の日に寄せて
2023/03/21
今日は春分ですね🌸
この頃になると、
SNSでは「春分です!宇宙元旦です!」
という発信をよく見かけます。
あたかも古代から占星術界では
春分=宇宙元旦と
言われていたかのように
発信している方もいらっしゃいますが。
それは違うので注意してくださいね、
というお話を今日はしたいと思います。
この「宇宙元旦」という言葉、
日本の占星術界で使い出したのは、
とある協会の代表理事の方です。
(なんとなく、お名前は伏せておきます😅)
それにより一部で流行り出したのが、
確かな記録はないのですが
2015年くらいからかな?と思います。
まあ、
太陽が牡羊座の0°に入ることが
地球から見たら宇宙でのお話で、
かつそれが
西洋占星術上の1年の始まりであれば、
「宇宙元旦」と呼ぶのは
とてもキャッチーで
覚えやすいっちゃ覚えやすいのですが。
でも。
冷静に考えると、
宇宙空間には日付や時間がない
ですよね?
てことは、
宇宙に元旦っていう概念も
存在しない、ですよね?
だからこれ、百歩譲って
「地球元旦」ならまだ分かるんだけどね〜、
って話なんです。
「地球元旦」であっても、
1年の始まりをどこにするかは
国や宗教、占術によっても様々なので、
まだ過大表現かなって
個人的には思います😅
「西洋占星術上の元旦」
というくらいが適切なのかな、と。
ちなみに、今ちまたで話題の
AIチャットツール・ChatGPTさんに
「宇宙元旦」の意味を聞いてみたら、
こんな答えが返ってきました。
画像だと読みにくいかもなので
テキストでも書き出しておきますね。
========
「宇宙元旦」という言葉は、
地球外知的生命体(ET)との
最初の接触があった場合に
使用されることがあります。
つまり、人類が宇宙の他の
知的生命体に初めて出会った日を
指します。
「宇宙元旦」という言葉は、
宇宙空間において時間や日付が
あるわけではないため、
厳密には意味を持ちません。
ただ、このような歴史的な出来事が
起こった場合に、
それを記念するための言葉として
使用されることがあります。
========
世界的に認識されている意味は
全然違っていて、
春分のしゅの字も出てきませんでした😅
というわけで、
「宇宙元旦」という言葉、
お使いになるなら用法には
お気をつけくださいね〜という
お話でした😎
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