星読みは独学で学べるの？

最近は

「独学で限界を感じて」という理由で

お問い合わせ・ご受講くださる方が

増えてきています。

 

 

どういうレベルで星読みを

活用したいのかにもよりますが、

 

鑑定をしたり読み方を教えたりという

『人に伝える』レベルで

使えるようになろうと思うのであれば、

 

わたしは

星読みを独学だけで学ぶのは

かなり厳しいと考えております。

 

 

なぜかというと。

 

 

星読みを人に伝えようと

思うのであれば、

とても当たり前のことなのですが

自分の言葉で説明する必要があって。

 

 

なのですが、

 

・星たちの意味を知ること　

と

・自分の言葉で星たちの意味を

説明できるようになること

 

の間には、以下の3つの理由から

かなりの隔たりがあります。

 

＝＝＝＝＝

１. 独学で得られる情報は

　『点と点』だけになりがち

２. 独学だけだと日常の出来事と

　星の意味をつなげる習慣がつきにくい

３. 独学だけだと『この問題はどう解決できるか』

　という策を蓄積しにくい

＝＝＝＝＝

 

だから、

本やWebに書かれていることを

読むだけではその隔たりを

なかなか解消できないのです。

 

 

この3つの理由を、

ひとつひとつご説明していきますね。

 

 

◆独学で得られる情報は

『点と点だけ』になりがち

 

 

本やインターネット上にある

星読みに関する情報は、

『点』の情報が非常に多いです。

 

 

サイン（星座）

ひとつひとつの意味、

惑星ひとつひとつの意味、

 

ハウス、アスペクト......

それぞれかなり詳細に書かれている

サイトもたくさんあります。

 

 

では、それら点の情報を使って

具体的に読んでみましょう、

となると、

 

有名人などの

ホロスコープ・チャートを

サンプルとして読むことがほとんど。

 

 

そのときは点と点のつながりが見えて

なんとなく分かったとして。

 

 

でも、それ、超控えめに言っても

1,440通りのつながりのうちの

1つなんですよね。

 

 

1,440通りというのは

惑星10天体

星座12座

ハウス12個

だけを組み合わせたときの

パターン数です。

 

 

これにメジャーなアスペクト５つの

パターンを加えたら？

マイナーなアスペクト10個も入れたら？

さらにパターン数は増えます。

 

 

単純な掛け算で

21,600通りです。

 

 

それら全部のパターンに

触れていこうとするのは

ほぼ無理でしょうけれど、

 

それでも、

点と点とのつなげ方のコツを

つかむには、

 

これらのパターンにある程度

触れる必要があります。

 

 

そして、自分なりの

点のつなげ方の型を作る必要がある、

とわたしは考えています。

 

 

そのために学び初めの頃は、

自分のホロスコープ ・チャートや

家族、友人といった

 

自分がよく知っている人のチャートを

講座で取り上げて読んでもらって

 

星たちの意味と

目の前に実在する生身の人の性質とを

リアルに照らし合わせていく

のが効果的です。

 

 

よく知っている相手を通して

読んだ内容が合っているかどうか

確認できるわけですから、

 

ゆえに点と点のつなぎ方が

かなり見えてきやすく、

 

それによって

自分なりの読み方の

型も作り上げやすい

となるのです。

 

 

さらに鑑定豊富な先生であれば

似たようなパターンの事例も

教えてくれて、

さらに理解が深まるでしょう。

 

 

しかし、本やWebサイトは、

あなたのチャートも

家族や友人のチャートも

取り上げてはくれません。

 

 

点の意味までは教えてくれても

点と点のつなぎ方までは

教えてくれません。

 

 

残念ながら

テレビや雑誌でしか見たことのない

有名人のチャートの

点と点のつなぎ方を教えてもらっても

 

「本当にそうだー！」という

実感が沸きにくいんですよね。

 

 

だから、独学で得られる情報は

『点と点だけ』になりがちなんです。

 

 

......ひとつめの理由だけで、

なかなかのボリュームに

なってしまいました（笑）

 

あとの2つは次回以降の投稿で

ご説明しますね。